今回は宅建に独学で合格するのは難しいのかについて解説します。
- 宅建がどのくらい難しいのかが気になる
- 宅建に独学で挑戦しようか悩んでいる。独学で合格するのは難しいかな?
- 宅建に合格するための効率の良い方法を知りたい
こういった方に向けてこの記事は書きました!
この記事を読んでいただければ宅建試験がどのくらい難しいのか理解することができ、適切な勉強方法が分かります。
ちなみにこの記事を書いている私は宅建試験に期間2ヶ月間で合格しているのである程度信頼性は担保されるはずです。
ぜひこの記事を参考にしていただいて宅建試験を効率的に攻略してみてください。
宅建試験はどのくらい難しいのか?

結論として、宅建試験は難関資格ではありませんが難しい試験に部類されると思います。
宅建試験の合格率は15~17%ほどです。つまり受験者のうちの8割以上が落ちてしまう試験だとも言えます。。そういう風に聞くと改めて難しい試験なんだなということが認識できますね。
受験者数は毎年20万人を超えている人気NO1の国家資格ですが、他の難関資格に比べると合格率は高いものの、それでも十分に難しい試験だと言えるでしょう。
宅建試験の合格点・合格率の推移
ではここで宅建試験のこれまでの合格点と合格率の推移をみてみましょう。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
---|---|---|---|---|
平成11年 | 178,384人 | 28,277人 | 15.9% | 30点 |
平成12年 | 168,094人 | 25,928人 | 15.4% | 30点 |
平成13年 | 165,104人 | 25,203人 | 15.3% | 34点 |
平成14年 | 169,657人 | 29,423人 | 17.3% | 36点 |
平成15年 | 169,625人 | 25,942人 | 15.3% | 35点 |
平成16年 | 173,457人 | 27,639人 | 15.9% | 32点 |
平成17年 | 181,873人 | 31,520人 | 17.3% | 33点 |
平成18年 | 193,658人 | 33,191人 | 17.1% | 34点 |
平成19年 | 209,684人 | 36,203人 | 17.3% | 35点 |
平成20年 | 209,415人 | 33,946人 | 16.2% | 33点 |
平成21年 | 195,515人 | 34,918人 | 17.9% | 33点 |
平成22年 | 186,542人 | 28,311人 | 15.2% | 36点 |
平成23年 | 188,572人 | 30,391人 | 16.1% | 36点 |
平成24年 | 191,169人 | 32,000人 | 16.7% | 33点 |
平成25年 | 186,304人 | 28,470人 | 15.3% | 33点 |
平成26年 | 192,029人 | 33,670人 | 17.5% | 32点 |
平成27年 | 194,926人 | 30,028人 | 15.4% | 31点 |
平成28年 | 198,463人 | 30,589人 | 15.4% | 35点 |
平成29年 | 209,354人 | 32,644人 | 15.6% | 35点 |
平成30年 | 213,993人 | 33,360人 | 15.6% | 37点 |
宅建試験は毎年の受験者数が年々増えてきており、さらに合格点数も上がってきています。
以前までであれば30点代前半でも合格することができていましたが、最近では35点以上取っても合格できない年もあります。ただし合格率に関してはだいたい15~17%と推移しているので、上位15%になんとか入ることさえできれば合格はできます。
宅建の難しさを他の試験と比較してみた

では宅建試験がどのくらい難しいのかを相対的に把握するために他の資格試験と比較してみます。
主に比較するのは宅建と同じ法律系の資格です。
試験名 | 難易度 | 勉強時間 | 合格率 |
司法書士 | S | 約4000時間〜 | 約3.9% |
税理士 | S | 約5000時間 | 約10%~15%(分野毎) |
社労士 | A | 約1000時間 | 約6% |
行政書士 | A | 約800時間 | 約10% |
宅建 | B | 約300時間 | 約15%~17% |
FP2級 | C | 約150時間 | 約40%(学科) 約50%(実技) |
こうして見てみるとわかりますが、他の法律系の資格に比べると宅建はまだ簡単な方ですね。そのため宅建試験は、『法律系資格の登竜門』という風にも呼ばれたりします。
宅建に独学で合格するのは難しいのか?

結論としては、宅建に独学で合格するのは可能ですが難しいです。
なぜなら宅建試験は近年は難易度が上がっていて、対策を取るのがどんどんん難しくなってきているからです。
もちろんこれまでに宅建に独学で合格した人はたくさんいますが、それ以上に落ちた人の方がたくさんいます。私の周りでも独学で受験している人はほとんど落ちています。
なのでもし今宅建に独学で挑戦しようと考えている方は相応の対策が必要です。
宅建に独学での合格率は低めです

先ほど宅建の合格率は15~17%だというお話をしましたが、独学で合格できる人の合格率はかなり下がります。
正確な数値は分かりませんがおそらく5%とかそのくらいだと思います。そのほかの合格者は予備校に通ったり、通信講座を利用したりしています。
つまり独学で合格するということになると一気に難易度が上がり、合格率だけで見れば他の難関資格と同等の難しさになってしまうのです。
宅建に効率よく合格するための方法
結論として独学では難易度が高いので通信講座を利用しましょう。
通信講座はあらかじめ要点だけをまとめてくれていて、無駄な時間を省くことができるからです。
私自身も宅建の通信講座を利用することで2ヶ月という短期間で合格することができました。
宅建通信講座を利用すれば、教材選びに時間をかける必要もありませんし、自分の勉強が間違えているのか不安になることもなくなるのでおすすめです。
宅建通信講座の選び方
とはいえ、宅建通信講座はたくさん合ってどれを選べば良いのか分からないという人もいますよね。
そういった方はご自身が求めるものが何かを明確化しましょう。例えば、金額の安さなのか、受講者の合格率の高さなのか、合格後のキャッシュバックの高さなのか。
それを元に宅建の通信講座を選べば間違えることはありません。ちなみに目的別のおすすめの通信講座をいくつか紹介しておきます。
さらに詳しい内容は、宅建通信講座のおすすめランキング10選【徹底比較】を参考にしてみてください。

宅建は難しいけど努力が実りやすい試験でもある

今回は宅建に独学で合格するのは難しいのかについて解説してきました。
宅建試験は確かに難しい試験ではありますが、努力すればするほど結果に結びつきやすい試験だとも言えます。
なので正しい努力をしっかりと積み重ねて行くことができれば必ず合格することができます。自分には難しそうだなと思うのではなく、合格するための方法を考えて挑戦してみましょう!
では最後まで読んでいただいてありがとうございました。