今回は宅建が簡単と言われている5つの理由を解説します。
- 宅建が簡単なのかを知りたい
- 宅建はなぜ簡単だと言われているのか?
- 宅建を簡単に合格する方法を知りたい
こういった方に向けてこの記事は書きました!
この記事を読んでいただければなぜ宅建が簡単だと言われているの5つの理由を知ることができると共に、どうすれば宅建試験に簡単に合格することができるのかについて知ることができます。
この記事を書いている私は宅建試験に2ヶ月で合格しているのである程度の信頼性は担保されるはずです。
宅建試験が簡単なのかどうか知りたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
宅建が簡単だと言われている5つの理由
宅建は決して簡単な試験ではありませんが、よく簡単な試験という風に言われることがあります。
その理由は次の5つです。
- 他の国家資格に比べると比較的合格しやすい
- 受験資格がないので誰でも受験することができる
- 出題傾向が毎年ある程度似ているので対策しやすい
- 以前は合格点が低かった
- 一部の天才が簡単だと言っている
これらをそれぞれ深掘りしていきます。
他の国家資格に比べると比較的合格しやすい

宅建試験の合格率は毎年約15%~17%を推移しています。そのため他の難関国家資格に比べると比較的合格はしやすい試験ではあります。
そのため他の難関国家資格を受験している人が、『自分の受験している資格に比べて宅建は簡単だ』という風に言っているケースはよくあります。
宅建が他の難関資格に比べて合格しやすいというのは事実ですが、決して簡単な試験だというわけではありません。
受験資格がないので誰でも受験することができる

宅建試験は受験資格がないので誰でも受験することができます。
他の国家資格であれば大学卒業であったり、何かの専門分野の授業を受けていたことなどの条件があるものもあります。
そのため誰でも簡単に受験することができる=宅建試験が簡単という風に言われているケースもよく見られます。
出題傾向が毎年ある程度似ているので対策しやすい

宅建試験は毎年の出題傾向がある程度似ているので対策がしやすい試験であると言われています。
なぜなら宅建試験のほとんどの問題は過去問から焼き回しで出題されることが多かったからです。正直少し前までなら過去問をしっかりとやり込んでおけば十分合格できる試験でした。
ただ近年は難易度が上がってきていて、過去問だけをやっていたら合格できるほど簡単な試験ではなくなってきているのも事実です。
以前は合格点が低かった

宅建試験の直近5年間の合格点は35~37点です。これは全体で7割以上の点数を取る必要があります。
実は以前までは合格点が30点の前半台とそれほど高くはありませんでした。ただ近年は受験者数の増加に伴い受験者のレベルが上がっています。
そのため合格点数が高くなっているので、以前よりも合格するのは簡単ではなくなってきています。
一部の天才が簡単だと言っている

羨ましいですが世の中には天才と言われている人が一定数います。その人から見ると宅建試験は簡単だと言えるでしょう。
そういう一部の人の情報を真に受けて自分も全く勉強せずに宅建に合格できるんだと思って受験すると痛い目に合うので注意しましょう。笑
宅建の難易度は年々簡単ではなくなってきている

実は宅建試験の難易度は年々上がってきています。
以下の表は宅建試験の合格率と合格点の推移表です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
---|---|---|---|---|
平成11年 | 178,384人 | 28,277人 | 15.9% | 30点 |
平成12年 | 168,094人 | 25,928人 | 15.4% | 30点 |
平成13年 | 165,104人 | 25,203人 | 15.3% | 34点 |
平成14年 | 169,657人 | 29,423人 | 17.3% | 36点 |
平成15年 | 169,625人 | 25,942人 | 15.3% | 35点 |
平成16年 | 173,457人 | 27,639人 | 15.9% | 32点 |
平成17年 | 181,873人 | 31,520人 | 17.3% | 33点 |
平成18年 | 193,658人 | 33,191人 | 17.1% | 34点 |
平成19年 | 209,684人 | 36,203人 | 17.3% | 35点 |
平成20年 | 209,415人 | 33,946人 | 16.2% | 33点 |
平成21年 | 195,515人 | 34,918人 | 17.9% | 33点 |
平成22年 | 186,542人 | 28,311人 | 15.2% | 36点 |
平成23年 | 188,572人 | 30,391人 | 16.1% | 36点 |
平成24年 | 191,169人 | 32,000人 | 16.7% | 33点 |
平成25年 | 186,304人 | 28,470人 | 15.3% | 33点 |
平成26年 | 192,029人 | 33,670人 | 17.5% | 32点 |
平成27年 | 194,926人 | 30,028人 | 15.4% | 31点 |
平成28年 | 198,463人 | 30,589人 | 15.4% | 35点 |
平成29年 | 209,354人 | 32,644人 | 15.6% | 35点 |
平成30年 | 213,993人 | 33,360人 | 15.6% | 37点 |
この表を見てみると分かりますが、宅建試験の合格率自体には変化がありませんが合格点数は年々上がってきています。
以前までは30点前半台を取れば以前までで合格することができていたのですが、最近では最低でも35点取らなければ合格することができず宅建の合格難易度は上がってきています。
宅建に簡単に合格するための方法
結論としては簡単ではありませんが、最短の合格方法は通信講座を使うことです。
通信講座を使えば無駄な勉強時間を省くことができますし、テキストも分かりやすいので初学者の方でもとっつきやすいです。
私自身も宅建通信講座を使うことで2ヶ月間という短期間で合格することができました。
比較的簡単に宅建に合格したい!という方は宅建通信講座のおすすめランキング10選【徹底比較】を参考に自分にあった通信講座を選んでみてください。

宅建は簡単ではないけど、十分合格が狙える試験です

今回は宅建が簡単と言われている5つの理由について解説してきました。
結論として宅建試験は決して簡単ではありませんが、十分合格を狙える試験だと言えます。
しっかりとした対策をしてぜひ今年で宅建試験の合格を目指してみてください!
では最後まで読んでいただいてありがとうございました。