今回は宅建で過去問を使った具体的な勉強方法について解説します。
こういった疑問にお答えします。
この記事を読んでいただければ、宅建の過去問が効率よく学習できるようになり、試験直前期であっても得点を伸ばすことができるはずです。
ちなみにこの記事を書いている私は宅建の過去問を活用して、宅建試験に8割以上の得点で合格しているのである程度信頼性はあるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
宅建は過去問から7割以上出題される

宅建試験は7割以上が過去問から出題されると言われています。
そのため、過去問を制するものが、宅建を制するといっても過言ではありません。
過去問をしっかりと対策している人は、出題の傾向を掴むことができ、問題をみた瞬間に反射的に答えが浮かんでくるようになるはずです。
その段階までいけばかなり合格は近いです。
宅建の過去問はいつから始めるべきか?
結論としては、基本テキストを3周以上読み終えた段階で過去問の学習をスタートさせましょう。
何も基礎知識が身についていない段階で過去問を解いても、分からなすぎて萎えます。私は基礎学習もしないまま、過去問を解いてみたところ7点しか取れなくてかなり萎えました。
なのでまずは基礎テキストを3周して、ある程度基礎が身についた段階で宅建の過去問の学習を始めるようにしましょう。
宅建の過去問は何年分解けば良いのか?
過去10年分は解くようにしましょう。さらにできれば2周以上しましょう。なぜなら1度解いただけでは、すぐに忘れてしまうからです。
ただ時間がなくてそんなにもできない…という方は過去5年分を2周以上解くようにしましょう。10年分を1周分だけ解くよりもその方が効率的です。
宅建で過去問を使った具体的な勉強方法

では、実際に過去問を使った具体的な勉強方法を解説します。
勉強方法は次の5つのステップです。
- 過去問をまずは解いてみる
- 分からなかった問題の解説を読み込む
- 間違えた問題にはチェックを入れておく
- 過去問で分からなかった部分を基本テキストで振り返る
- 1~4のステップを繰り返す
これらを1つずつ深掘りしていきます。
過去問をまずは解いてみる

基本テキストを読み終えたら、まずは過去問を解き始めましょう。
この時のポイントが、分からなかった問題、悩んだ問題にはチェックを入れるようにしておきましょう。
そうすることで後から見直しをする時に、自分が完全に分かっている問題を省いて効率的に復習をすることができます。
もちろん、最初の間は分からない問題だらけだと思います。私も最初は分からない問題だらけでかなり萎えましたが、段々と理解が深まっていき、最後のあたりはほとんどチェックマークをつけなくていいくらいになっていました。
分からなかった問題の解説を読み込む

過去問を解き終えたら、次は解説を読み込みましょう。
過去問のテキストを購入している方であれば解説書も一緒についていると思いますが、ネットでダウンロードした過去問を解いた方であれば『宅建高速塾』がおすすめです。
『宅建高速塾』は無料とは思えないほど丁寧に過去問を解説してくれているので、私も現役時代は本当にお世話になりました。
特に分からなかった問題や、悩んだ問題は、なぜ?を意識して解説を読むようにしましょう。
間違えた問題にはチェックを入れておく

過去問を解く→解説を読むを終えたら、今回間違えた問題を二度と間違えないようにチェックをしておきましょう。
方法はノートにその問題を残しておきでも良いですし、問題用紙の余白にチェックマークを入れるでも構いません。
とにかく次回同じ問題を解く時にそれと同じ問題を間違わないようにする!この意識を持つだけでもかなり変わってくるはずです。
過去問で分からなかった部分を基本テキストで振り返る

これはめちゃくちゃ重要です。
分からなかった問題が過去問を解いてみてあったはずなので、その分野のテキストに振り返りましょう。
アウトプット→インプット→アウトプットを繰り返すことがとにかく大切です。分からなかった問題を基本テキストで振り返ることで知識をどんどん定着させましょう。
1~4のステップを繰り返す
後はシンプルに1~4を繰り返しましょう。
これを続けることによって最初は分からなかった過去問が次第にスラスラと解けるようになってくるはずです。
宅建の得点をあげるためにとにかく重要なのが、繰り返すことです。反復練習です。
過去問を解いてみて、分からないことがあれば解説を読んで、基本テキストに振り返るこれを繰り返せばかなりレベルアップできるのでぜひ挑戦してみてください。
試験前には過去問は全て9割以上取れる状態になった
先ほどの5つのステップを繰り返すことで、私は過去問10年分の問題は全て9割以上取れる状態になりました。
この段階になるとかなり自信もついていました。問題を見たら答えが浮かぶ、引っ掛けようとしているところが分かる、そんな感覚でした。
そこまでいければ過去問での学習は十分だと思います。
宅建の過去問を勉強する時にオススメの問題集
おすすめの宅建過去問テキストは『みんなが欲しかった!宅建士の問題集』です。
なんと12年分の厳選された問題が収録されており、さらにやさしい順に問題が並んでいるので、いきなり分からなくて挫折ということがありません。
テキストで『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』を利用している方は内容がリンクしているので特におすすめです。
実際に利用した人の口コミ
問題においても選択肢1つ1つに重要度の記載があり、力を入れて復習すべきところがわかりやすいです。また、このサイズのテキストは持ち歩きやすく、扱いやすいです。
繰り返すことで、引っ掛けポイントも分かるようになりました。
宅建は過去問だけで合格することはできるのか?

過去問だけで合格はできますが、難易度は高めです。
なぜなら宅建は7割以上過去問から出題されると言われていますが、問題はそのまま出題される訳ではなく少し加工して出題されるからです。
そのため過去問で9割以上取れるようになっても、どうしても本試験では得点が落ちます。
解決方法としては、市販模試を解くことです。
過去問+市販模試が最強
市販模試は各予備校が今年度に出題されるであろう問題を予想して作られた問題集です。
市販模試で過去問にもないような問題も出題されるので、初めて見る問題がたくさんあります。過去問での学習のデメリットは回数をこなすにつれて問題を覚えてしまうということです。
覚えてしまうとどうしてもそれ以上成長することができなくなります。
なので過去問にプラスで市販模試を解くことで更にレベルアップをすることができるのでおすすめです。
宅建過去問の勉強方法まとめ
今回は宅建で過去問を使った具体的な勉強方法について解説してきました。
最後にもう一度まとめると次のようになります。
- 過去問をまずは解いてみる
- 分からなかった問題の解説を読み込む
- 間違えた問題にはチェックを入れておく
- 過去問で分からなかった部分を基本テキストで振り返る
- 1~4のステップを繰り返す
- 過去問を2周以上したら市販模試を解く
宅建で過去問をうまく活用して勉強すれば合格への道はどんどん近づいていきます。
ぜひ今回の内容を参考にしていただいて、宅建試験合格を目指してください!
では最後まで読んでいただいてありがとうございました。