今回は宅建試験の受験者数の推移について説明していきます。
- 宅建試験の受験者数がどのくらいいるのか気になる
- 宅建試験の概要を知りたい
- 宅建の受験者の中で合格者の中に入りたい!
こういった方に向けて今回の記事を書きました!
宅建の受験者数は年々上がってきていて、受験者数は国家資格の中で一番多いです。
この記事を読んでいただければ、宅建の年度別受験者数を把握することができる共に、上位15%に入って合格するための方法も知れます。
ちなみのこの記事を書いている私は宅建試験に2ヶ月の学習期間で8割の得点で合格することができているのである程度の信頼性は担保されるはずです。
是非今年の宅建試験の受験を予定している方は参考にしてみてください!
宅建の受験者数推移について

ではまず始めに宅建試験の受験者数の推移と合格率の数値を表にまとめてみました。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
---|---|---|---|---|
平成11年 | 178,384人 | 28,277人 | 15.9% | 30点 |
平成12年 | 168,094人 | 25,928人 | 15.4% | 30点 |
平成13年 | 165,104人 | 25,203人 | 15.3% | 34点 |
平成14年 | 169,657人 | 29,423人 | 17.3% | 36点 |
平成15年 | 169,625人 | 25,942人 | 15.3% | 35点 |
平成16年 | 173,457人 | 27,639人 | 15.9% | 32点 |
平成17年 | 181,873人 | 31,520人 | 17.3% | 33点 |
平成18年 | 193,658人 | 33,191人 | 17.1% | 34点 |
平成19年 | 209,684人 | 36,203人 | 17.3% | 35点 |
平成20年 | 209,415人 | 33,946人 | 16.2% | 33点 |
平成21年 | 195,515人 | 34,918人 | 17.9% | 33点 |
平成22年 | 186,542人 | 28,311人 | 15.2% | 36点 |
平成23年 | 188,572人 | 30,391人 | 16.1% | 36点 |
平成24年 | 191,169人 | 32,000人 | 16.7% | 33点 |
平成25年 | 186,304人 | 28,470人 | 15.3% | 33点 |
平成26年 | 192,029人 | 33,670人 | 17.5% | 32点 |
平成27年 | 194,926人 | 30,028人 | 15.4% | 31点 |
平成28年 | 198,463人 | 30,589人 | 15.4% | 35点 |
平成29年 | 209,354人 | 32,644人 | 15.6% | 35点 |
平成30年 | 213,993人 | 33,360人 | 15.6% | 37点 |
この表からも分かるように年々宅建の受験者数は増えてきていて、令和元年の受験者数はなんと22万人を超えています。
これだけの受験生がいるのは日本で宅建試験だけです。国家試験の中ではダントツ人気を誇る試験、それが宅建なんです。
他の国家資格の受験者数はどのくらいなのか?

では他の国家資格の受験者数はどのくらいいるのかを比較してみます。
今回は宅建と同じ法律系の国家資格である次の3つの資格にフォーカスを当ててみました。
- 司法書士
- 行政書士
- 社労士
これらの資格の受験者数をそれぞれ深掘りしていきます。
司法書士の受験者数推移
年 度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 (合格率) |
---|---|---|---|
平成30年度 | (3.5%) |
||
平成29年度 | (3.3%) |
||
平成28年度 | (3.2%) |
||
平成27年度 | (3.2%) |
||
平成26年度 | (3.1%) |
||
平成25年度 | (2.9%) |
||
平成24年度 | (2.9%) |
||
平成23年度 | (2.8%) |
||
平成22年度 | (2.9%) |
行政書士の受験者数推移
年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成18年度 | 81,163 | 70,713 | 3,385 | 4.8% |
平成19年度 | 81,710 | 65,157 | 5,631 | 8.6% |
平成20年度 | 79,590 | 63,907 | 4,133 | 6.5% |
平成21年度 | 83,819 | 67,348 | 6,095 | 9.1% |
平成22年度 | 88,651 | 70,586 | 4,662 | 6.6% |
平成23年度 | 83,543 | 66,297 | 5,337 | 8.1% |
平成24年度 | 75,817 | 59,948 | 5,508 | 9.2% |
平成25年度 | 70,896 | 55,436 | 5,597 | 10.1% |
平成26年度 | 62,172 | 48,869 | 4,043 | 8.3% |
平成27年度 | 56,965 | 44,366 | 5,820 | 13.1% |
平成28年度 | 53,456 | 41,053 | 4,084 | 10.0% |
平成29年度 | 52,214 | 40,449 | 6,360 | 15.7% |
平成30年度 | 50,926 | 39,105 | 4,968 | 12.7% |
社労士の受験者数推移
年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成18年度 | 59,839 | 46,016 | 3,925 | 8.5% |
平成19年度 | 58,542 | 45,221 | 4,801 | 10.6% |
平成20年度 | 61,910 | 47,568 | 3,574 | 7.5% |
平成21年度 | 67,745 | 52,983 | 4,019 | 7.6% |
平成22年度 | 70,648 | 55,445 | 4,790 | 8.6% |
平成23年度 | 67,662 | 53,392 | 3,855 | 7.2% |
平成24年度 | 66,782 | 51,960 | 3,650 | 7.0% |
平成25年度 | 63,640 | 49,292 | 2,666 | 5.4% |
平成26年度 | 57,199 | 44,546 | 4,156 | 9.3% |
平成27年度 | 52,612 | 40,712 | 1,051 | 2.6% |
平成28年度 | 51,953 | 39,972 | 1,770 | 4.4% |
平成29年度 | 49,902 | 38,685 | 2,613 | 6.8% |
平成30年度 | 49,582 | 38,427 | 2,413 | 6.3% |
宅建以外の資格の受験者数は下降傾向にある

ここまでの表を見てもらえれば分かると思いますが、宅建以外の国家資格の受験者数は年々下がってきています。
その理由としては、資格を取ったとしてもそのあとのメリットが少ないと考える人が増えたからだと思われます。
『弁護士になっても今の時代食えないよ』というセリフもよく聞きますが、多くの人が資格を取るということに対してそれほど魅力を感じなくなっているということの現れでしょう。
宅建の受験者数が年々増えている理由とは?

では他の資格の受験者数が少なくなっている中で、なぜ宅建試験の受験者数は年々増えてきているのでしょうか?
結論としては、次の3つが考えられます。
- 試験の内容が比較的簡単なので、取得しやすい
- 宅建に合格すると就職や転職に有利
- 不動産会社で勤務するなら年収が上がる
これらを深掘りしていきます。
試験の内容が比較的簡単なので取得しやすい
宅建は他の法律系の資格に比べると比較的難易度も簡単で、合格しやすい試験だと言えます。
もちろん誰でもすぐに受かるような試験ではありませんが、きちんとした努力を続ければその努力が成果に繋がりやすいです。
また受験資格なども特になく、誰でも平等に受験することができるということも受験者数が多い理由ですね。
宅建に合格すると就職や転職に有利
宅建を持っていれば、大学生であれば就職活動の時に、社会人の方でも転職の際にかなり有利になります。
特に不動産会社に就職するのであれば、宅建を持っているというのはかなりプラスに働きます。
その理由としては、不動産の業務の中には宅建の資格を持っている人でないとできない業務が存在するからです。
就職を有利に進めたいという方が宅建合格を目指しているというのも毎年の受験者数が多い理由ですね。
不動産会社で勤務するなら年収が上がる
不動産会社で勤務する際に、宅建を持っていれば『資格手当』を毎月もらえることが多いです。
金額ではだいたい5000~30000円のところが多いですね。
つまり資格手当が大きい企業に就職すれば宅建を持っているだけで、年収36万円をUPさせることができるわけです。
普通に働いていて年収を36万円あげることは難しいですが、宅建を合格さえすれば一気にそれを実現させることができます。
宅建に合格するためには上位15%に入る必要がある
こんな風に思っている方も多いはず。
ただ宅建試験に合格するためには上位15%に入る必要があります。なぜなら毎年受験者の中の約15%が合格するように宅建試験は作られているからです。
つまり宅建受験者が20万人いる中で、あなたは上位15%である約3万人に入る必要があります。
宅建試験に合格するための方法

ではどうすれば上位15%に入ることができるのでしょうか?
結論としては、宅建の通信講座を利用しましょう。なぜなら宅建の通信講座を使うことで効率の良い学習を進めることができ、無駄を省くことができるからです。
私自身も宅建の通信講座を利用することで2ヶ月という短期間で宅建試験に合格することができました。
通信講座の中には、合格すればなんと全額返金されるというところもあります。
まずは宅建通信講座のおすすめランキング10選【徹底比較】を読んでいただいて自分にあったどんな宅建通信講座があるのかを確認してみてください。

宅建はコスパ最強なので受験しよう

以上、今回は今回は宅建試験の受験者数の推移について説明してきました。
宅建試験は毎年受験者数が20万人を超える、日本で一番人気のある国家試験で取得後のメリットは非常に大きい資格と言えます。
受験資格はなく誰にでも平等にチャンスがあるので、資格を何か取りたい!という方はぜひチャレンジしてみてください。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。