今回は宅建は過去問だけで合格できるのかについて説明していきます。
今回はこんな悩みを持っている方に向けてオススメの記事になっています。
今回の記事を読んでいただければ次のようなことがわかります。
- 宅建は過去問だけで合格できるのか?
- 過去問の上手な活用方法
- 過去問以外で使用するべき教材
ちなみにこの記事を書いている私は過去問を活用しつつ、宅建試験に2ヶ月で合格しているのである程度の信頼性は担保されるはずです。
ぜひ今回の記事を参考にしていただいて、上手に過去問を活用してみてください。
宅建は過去問だけで合格できるのか?
結論から言うと、宅建は過去問だけで合格はできるけど少し難易度が高いです。
というのもひと昔前までであれば過去問だけを解いていれば十分に宅建は合格することができていました。なぜならほとんどが過去問の使い回しだったからです。
そのため過去問だけで合格するというのは無理ではありませんが、少し難易度が高いという結論になります。
ネットで過去問だけで合格できるという情報があるのはなぜ?
ネットなどを見ていると、『過去問だけで宅建は合格できる!』という声をよく見かけますね。
これはおそらく情報が古いか、もしくはその方の元々の知識レベルが高かった、または当日運がよかったのどれかだと考えています。
そのためネットの情報だけを信じて過去問だけをこなし本試験を迎えてしまうと痛い目に合うかもしれません。
過去問の活用方法
過去問だけで合格するのは難易度が高いということでしたが、では過去問はどのように使えば良いのでしょうか?
結論としては次のように過去問を活用するのがおすすめです。
- テキストの後に過去問を使って知識を定着させる
- 過去問を使って宅建試験の傾向をつかむ
- 過去問の解説を読んで苦手な分野を見つけて復習する
これらを1つずつ深掘りしていきます。
テキストの後に過去問を使って知識を定着させる

まず基本テキストをある程度読み終えたら、次は過去問を解いてみましょう。
そうすることでこれまで基本テキストを使ってインプットしてきた内容を過去問を使うことでアウトプットすることができます。
そうすることで基本テキストでは完全に定着していなかった内容が格段に知識として身につきます。
過去問で宅建試験の傾向をつかむ
過去問を解きながら次は宅建試験の出題傾向を掴んでいきましょう。
宅建試験の過去問を解いていくにつれて、宅建試験でどんな問題がよく問われているかがわかってきます。
何度も問題を解いているとこんな風に問題の型に慣れてくるのです。
この出題傾向が見えてきた段階で改めてテキストを読み返してみると、さらに理解が深まります。
過去問の解説を読んで苦手な分野を見つけて復習する
過去問を解いたらしっかりと解説を読むようにしましょう。問題を解くだけで終わってしまうのは非常にもったいないです。
なぜなら解説を読んで復習をしている時がもっとも知識が定着するからです。
さらに解説を読みながら自分の苦手な分野を見つけるように意識しましょう。解説を読んでまだ知識が定着していないと思ったらその分野の内容を基本テキストで振り返りましょう。
過去問はネットでも見れるが、解説付きの問題集を購入した方が良い
過去問はネットから『宅建 過去問』と検索すれば無料で過去問の資料をダウンロードすることはできますが、私は市販の過去問集を購入することをおすすめしています。
なぜなら市販の過去問集には丁寧な解説が付いているからです。
過去問集を選ぶときのポイントはとにかく分かりやすい解説が書かれているかとうことです。私のおすすめは『みんなが欲しかった!宅建士の問題集』です。
この教材では過去10年間の過去問の中から厳選した問題を出題してくれ、なおかつ解説がとにかく丁寧に分かりやすく書かれているのでおすすめです。
過去問は何年分解けば良いのか?
過去問は直近10年間分を最低でも2周することがおすすめです。
10年間分を2周するとかなり出題傾向も分かってきますし、自信も付いてくるはずです。
この辺りはさらに詳しく別の記事、『宅建に過去問は何年分解けば良い?【結論、10年分を2周がベスト】』を参考にしてみてください。
過去問は最低でも8割取れるようにしておくのがベスト
過去問は最低でも8割以上得点が取れるようにしておくのがベストです。
8割と聞くと難しいように感じますが、何度も解いていくに連れて問題に慣れてくるようになるので意外に簡単です。
過去問から全ての問題が出題されるわけではありませんが、本番では必ず似た問題がいくつか出題されます。その問題は必ず得点しなければいけません。
なので過去問を解いた時に最低でも8割はすぐに分かるようになるまで解いておきましょう。
過去問以外にも使うべき教材

では過去問だけで宅建に合格するのは難しいということでしたが、過去問以外でどんな教材を使えば良いのでしょうか?
結論としては次の2つの教材を使うのがベストです。
- 宅建予想模試
- 宅建通信講座
それぞれ1つずつ解説していきます。
市販の宅建予想模試
宅建予想模試は毎年各予備校から出版される問題集です。
この予想模試では今年の宅建試験で出題されるであろう問題を各予備校の講師、言わば宅建試験のプロが問題を厳選してくれています。
過去問だけだと知識が偏りがちになってしまうのですが、予想模試を併用することで新しい形式の問題に対応できるようになります。
市販模試は可能な限り解くのがおすすめ
市販模試はお金と時間が許す限り購入することをおすすめしています。
なぜなら各予備校によって出題される問題が異なり、数をこなすほど網羅的にその内容を練習することができるからです。
宅建通信講座
もう一つが宅建の通信講座を利用することです。
通信講座はこれまでの宅建試験を分析の上、合格に必要な情報のみをまとめてくれています。
つまり宅建の通信講座を使えば無駄な学習時間を省いて、最短で合格を目指すことができるのです。
ただ市販の教材よりも料金は割高なので、余裕がある方は購入することをおすすめします。過去問と併用して使えば鬼に金棒です。
各通信講座によって特徴が異なるので、その辺りは以前の記事を参考にしてみてください。
http://kiokunokiroku.com/takken-ranking/
過去問だけで合格を目指すのは難しいので、他の教材も併用しよう

今回は宅建は過去問だけで合格できるのか?について説明してきました。
結論としては、宅建は過去問だけで合格するのは難しいので過去問プラス別の教材を併用しようということです。
もちろん自分は過去問だけで合格を目指すんだ!という人のことは止めませんが、結果的にお金も時間も失ってしまうのであれば私は初めから通信講座や、市販模試を利用するべきだと考えています。
ぜひ今回の記事を参考にしていただいて、過去問を上手く活用しながら宅建試験の合格を掴み取っていただければと思います。
では最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。